関税についてまとめその1「関税がかかる時ってどんな時?」

バイマ販売者として活動していると、関税という壁に遅かれ早かれぶつかります。

払わないといけないとは知っているけど、意外と請求されなかったり、逆に今までかからなかったけど今回は1万円くらい取られた、みたいな経験があるかと思います。価格もバラバラだったりしますよね。

ネットで調べてみても自分のケースに該当するかも判断がつかない。。そんなぶっちゃけ良く分からない関税について今回はスポットを当てて解説してみました。

当コラムでは私の今までの輸入経験や、他の輸入物販の方のお話を元に、自分なりに関税について知っていることをまとめています。色々なことを突っ込んで書いていますが、100%正しい知識ではないので、ご了承ください。

また、私は関税は然るべき形で定められた料金を支払うべきだと考えています(言うまでもなく当たり前のことですが)。決して脱税行為を推奨している訳では無いのでその点についても予めご理解の上お読みください。

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今回のテーマは、「関税がかかる時ってどんな時?」です。
最初に結論から言うと、発送方法や内容物によって、かかりやすいものとかかりにくいものが存在します。いくつかの要素が組み合わさって課税、非課税が決定されているのです。詳しく解説しますね。

まず関税が発生するのかどうかについて、私は5つの要素があると考えています。

①荷物を運ぶ発送事業者
②発送区分
③荷物の量
④商品カテゴリ
⑤商品の価格 

 
この5つです。

順番に解説していきます。

関税の有無を決める要素① 荷物を運ぶ発送事業者


発送事業者とはFEDEXとかUSPSとかDHLとかのことです。海外から商品を日本まで運んでくれる運送会社ですが、関税がかかりやすい会社、かかりにくい会社があります。

どういうとかというと、USPSが他の発送業者と比べて圧倒的に関税がかかりにくいんです。最終宅配業者が郵便局である発送事業者は関税がかからないことが多い、と言ったほうがより正確です。

USPSはアメリカのサービスですが、日本の郵便局と提携しています。税関でのチェックも(おそらくですが)郵便局系のスタッフが行なっており、このチェックがだいぶ緩いんですね。故に関税が発生しないことが多々あります。(昔はもっともっとザルだったみたいですが、、、)

他の国での聞いたことない発送業者とかもあったりしますが、最終的に住所まで届ける業者が郵便局かどうか?というところを確認してみてください。あくまで100%ではないですが、少しは目安になるかと思います。

逆にFEDEXやDHL、ヤマト国際便だとほぼ100%関税がかかります。というかそれが普通ですね笑。まずこれが一つ目の要素です。

関税の有無を決める要素② 発送区分

発送区分とは発送ラベルに記入する、「商品(Merchandise)」か「贈物(Gift)」かの区分のことです。当然並行輸入をしている人は「商品」としての発送になりますが、あえて「贈物」として発送すると関税がかからないことがあります。

これは転送業者を利用するときに選択項目があるので、あえて「贈物」として発送している人がいると聞いたことがあります。仕入れ費用を抑えたいという気持ちが分からなくも無いですが、残念ながらだいぶ違法行為です。。

当サービスであるらいおん便の混載便発送では全て「商品」としての発送を行なっています。ですのでほぼ100%関税がかかります。

関税の有無を決める要素③ 荷物の量

これは単純にどれだけ商品を輸入したか、です。荷物の量が多くなりすぎると当然税関から目をつけられます。この場合の量とは、一回に仕入れる量もそうですが、今までのトータル仕入れ量も含みます

例えばイギリスの有名なECサイト「asos」から普通に数点ずつ自分の自宅に発送してもらっていたら、ある日電話がかかってきて、「あなた、たくさん輸入してますけどお仕事用ですよね?」と言われる事があります。

そこであなたは「いや、自分用です」と答えても、「いやいや流石にこの量はありえないですよ。過去にさかのぼって税金支払ってもらいますね。」と言われてしまう訳です。くわばらくわばら。。

税関ではどの家にどれだけ荷物を送ったのか、どんな商品なのか、商品金額はいくらなのか、を過去に遡って全て記録しています(どれくらい昔まで記録しているかは不明です)。なのでしらばっくれたところで、証拠は上がってんだよ!状態です。

そして後日、追徴課税の用紙が届いて、そこには利子も含めて数十万円の請求額が、、、なんて話も実際聞いたことがあります。自業自得とは言え、かなり怖いですよね。。

関税の有無を決める要素④ 商品カテゴリ


発送する商品のカテゴリによっても関税のかかりやすさは変わってきます。例えば革靴や、毛皮のコートなんかは関税がかかりやすいです。

つまり、関税率が高い商品ほど関税が発生しやすいと言えます。関税率の大体のパーセント数値はこちらからご覧ください。
http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/1204_jr.htm

おそらく、通関士の人が商品をチェックする際に、関税額の大きいものに注目して処理しているからと思われます。特にこの手のカテゴリは商品価格も高価なことが多いからですね。

関税の処理は税関のスタッフも少なからず手間がかかるので、関税率の大きいものから優先的に処理して行くのは当然と言えるでしょう。儲かっている企業ほど国税局のガサ入れが入りやすいのとほぼ同じ図式です。

なのでバイマの販売者は革靴や毛皮のコートに関しては特に取り扱いに注意しましょう。

関税の有無を決める要素⑤ 商品の価格

こちらはほぼ上と同じ理由ですが、発送する商品金額が大きいほど関税はかかりやすくなります。

例えば一つ30ドルのスマホケースでも、50個まとめて送ったらUSPSでも関税はほぼ発生します。また価格1500ドルのハンドバッグであれば一つだけの発送でも、ほぼ関税は発生します。

こちらについてはなんとなくイメージがつきやすいですね。価格の大きい商品を運ぶ時は、ある程度覚悟をしておきましょう。

関税がかかる、かかりにくい、についてのまとめ

まとめとしまして、価格帯の低い商品を少量で、かつUSPSで発送するのであれば、関税がかかりにくいということになります(これだけ聞くとめっちゃ普通ですね笑)。そしてこの条件を満たさない商品は関税がかかる可能性が高いという感じです。

もちろん100%そうであるとは言えないのでご注意を!!実際年々税関のチェックも厳しくなっていますし、住んでいる地域によっても異なるとも聞きます。

関税について私なりの考え方


らいおん便では特にバイマ販売における初心者を応援する目的でサービスを作っているのですが、関税についての質問が比較的多いです。「関税がかかっちゃったんですけどどうしましょう?」とか「関税ってどれくらいかかるんですか?」とかです。

特にバイマ販売を始めたばかりの人はショップから直接日本に発送してくれる商品(いわゆる直送品)を取り扱うので、意図せずとも関税がかからないことが多いんですね。そして関税は仕入れコストに直接影響するので、当然注意を払わなければいけません。

この注意を払わないといけないというのは、関税がかからないように工夫してくださいという意味ではありません。正しい知識をつけて、関税がかかっても十分に利益がでる仕組みを作るよう努力してください、という意味です。

「関税がかかっても大丈夫な仕組みって、どういうのさ!関税がかかっちゃったら利益が出ないじゃないか!!」という怒りの声も聞こえてきそうですが、その部分についてはいつか別のコラムで書きたいと思います。
冒頭でも説明しましたが、関税はれっきとした「税金」です。それを意図的に払わないように仕向けるのは脱税行為以外のなにものでもありません

もちろん意図せずとも関税がかからないことも多いですが、そこに依存しすぎるのは危険です。いつかは税関からの連絡が来ちゃいますから。そしてそれをビクビクしながら活動をするのも健全とは言い難いですよね。

逆にいうと、ブラックに近いグレーゾーンの中で活動しているバイマ販売者は何かにつまづいたり、見切りをつけて活動を終了していきます。これ本当です。

こちらをお読みの真面目なパーソナルショッパーの方は、なるべく息の長いビジネススキームを組んで、他者との差別化を図っていきましょう。今回のコラムは以上です。

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